マンション管理士の業務は、管理組合などに対して助言や援助をしてマンション管理が適切に行われるように努める、いわゆるマンション管理のコンサルタントといえます。
それに対して管理業務主任者の業務内容は、若干異なっています。
管理業務主任者は、管理業者(管理会社)と管理組合間で「管理受託契約」が結ばれる際に、契約の事務手続きを行うことが主な仕事で、契約締結時に重要事項を説明し、契約所を交付します。
また、委託されたマンション管理業務がどのように行われているのか確認し報告するといった重要な業務もあります。
管理業務主任者は、マンションの管理を委託されている管理会社の立場に立ちます。マンションの管理会社は、国から一定の人数の“管理業務専門家”を置くことを義務付けられており、その“管理業務専門家”が管理業務主任者となるのです。
管理業務主任者試験は、社団法人高層住宅管理業協会が実施機関となり、例年12月の初旬に実施されます。
マンション管理士とは異なる日程ですし、試験に出題される内容が重複する部分も多いために、ダブル資格取得を目指す受験者も多くなっています。
合格率はおおよそ20パーセント前後となり、マンション管理士の7パーセント〜8パーセントという合格率と比べると、比較的容易に取得できる資格と考えてよいでしょう。
管理業務主任者は、マンション管理士と同様に将来性有望な資格です。この資格を取得すれば、就職や転職などのスキルアップにもつなげることができるはずです。
しかし管理業務主任者の年収はマンション管理士よりも低いというデータも出ており、マンション管理において幅広く活躍したいという人は、是非マンション管理士とのダブル資格取得を目指すことをおすすめします。